栃木県佐野市を中心に、関東一円で地盤調査・地盤改良工事を行っている(株)アクトです。建物を建てる前には、必ず建築予定地の地盤の状態を調べる必要があります。
地盤調査といっても具体的に何をするのか分からない方がほとんどではないでしょうか。
そこで今回は、地盤の状態を調べるための地盤調査について、分かりやすく紹介します。
●そもそも地盤とは?
建物を支える土、岩などの総称です。建造物・施設物等の基礎となる土地のことを言います。
沈下などがおきないようにするためには、建物の重さを支える強さが必要不可欠です。
地盤調査は、その地盤が十分な強度に耐えられるか確認するために行います。軟弱な地盤の上に建物を建てると、地盤が重さに耐えられず建物が傾いたり、沈み込んだりしてしまう可能性があるからです。
もし、軟弱な地盤に建物を建てたらどうなるでしょう。
地盤が建物の荷重に耐えられずに、建物は沈下してしまうでしょう。これでは建物がどれだけ頑丈でも安全に利用することができません。最悪の場合、地震などで建物が崩壊する恐れもあります。
病気の原因にも…
傾いた家の中では、当然ながら生活が難しくなります。傾きが原因で、家具などを安定して設置することができなかったり、ドアや窓からのすき間風が発生する、鍵がかかりにくいなどのストレスが続きます。
床の傾きだけではなく、柱や壁の傾き、窓や窓の外に見える景色の傾きなどの視覚的刺激からも生理的・精神的影響があります。長期間居住することで感覚の麻痺が生じ、平衡感覚が低下し、原因がはっきりしない体調不良が続くこともあります。
たとえわずかな傾きであっても、居住する人の平衡感覚に悪影響をもたらし、健康被害を生じさせるのです。
傾きや地盤沈下は建物自体にもダメージを与えます。壁に亀裂が入ったり、ドアや窓が歪んで開かなくなったりといった被害です。
そして最悪の場合は、大規模な地盤沈下や基礎部分へのダメージによって建物が破壊してしまうこともあります。そうなると、生活の場であり、大切な財産でもある家を失うことになり、生活している人が危険にさらされる場合もあるでしょう。
このような事態を防ぐためにも、建物を建てる際は、地盤調査を行い土地の強度を調べる必要があります。
●地盤調査の種類
地盤調査は、その地盤が十分な強度に耐えられるか確認するために行います。
一口に地盤調査といっても、その方法は何種類もあり、それぞれ徳量が異なります。
主な地盤調査の方法と特徴を紹介します。
・表面波審査法
地面に人工地震を発生させる起電機と検出機を設置し、微細な地震波が地面の中をどのように伝わるかで地盤の良さを判定します。
・スクリューウエイト貫入試験
スクリューポイントを取り付けたロッド(鉄の棒)を地盤に貫入させ、それに要した荷重と回転数から、地盤の抵抗値を測定する方法です。比較的簡単に実施でき、深度方向に連続してデータが撮れるのがメリットです。礫(こいし)やガラが多い地盤には向いていません。調査深度は10m程度となります。
・ボーリング調査
地面にボーリングロッド(鉄の筒)を打ち込んで行う地盤調査です。筒を打ち込むことで土を
採取して地質を調べたり、筒の入り具合によって地盤の強さを調べたりします。
これらの情報から、その場所が建物を建てるのに適した地面なのかどうかを調べることができます。
その土地の状態に応じて、適切な調査方法を選択します。
家を建てるときには、つい建物ばかりに目が行きがちですが、長く安心して暮らせる家づくりを考えるなら建物の土台となる地盤にもしっかり留意しておく必要があります。
地盤の強度は、その地域や土地によってまちまちです。
地盤によっては、当初は予測もしないようなトラブルから住宅に損害が発生する場合もあります。建てる前に地盤の調査・解析をしっかり行い、必要な改良工事を施し、地盤の強度を高めることで、地震に対しても予防ができています。
安心して暮らせる住まいを作るためにも毎月の住宅ローンの中に約3000円を支払いながら、安心と安全を買いませんか?総額だと100万円ほどかかってしまう地盤調査ですが、調査を行うことで耐震に強い家を建て、長く安全な暮らしが保障されます。
地盤調査・地盤改良工事のご依頼は実績豊富な栃木県佐野市にある(株)アクトまでご相談ください!